映画の中のSAAB XXVIIII 「カリフォルニア・ダウン」

The ROCK様を主役にすえた、地震がテーマの映画です。原題を見たら”SAN ANDREAS”、断層の名前そのものでした。いくらマグニチュード９を超えても、それは無いだろう、みたいな突っ込みどころ満載の映画ですが、ドゥエイン・ジョンソンが陸海空のあらゆる手段で娘を助けに急行する、という意味ではアクションにもストーリーにも共感出来る映画でした。

その中で出てきたサーブは2度目の地震で滅茶苦茶になったサンフランシスコの路上、向こうでSFのランドマーク、トランズアメリカのビルが崩れ落ちていく中、ドゥエイン・ジョンソンの娘がすがりついたのが95のリアトランクでした、というものです。

もう動体視力との勝負みたいになっていて、エンブレムは確認できなかったのですが、何となく映ったシェイプがそれらしく、コマ送りで見てみたら95のマークが確認出来ました。




もうひとつのサンフランシスコのランドマーク、コイトタワーもボロボロになってたし、BARTが地中から飛び出してくるとか、実物を見た事のある人間としては暗澹たる思いもありましたが、最後はCalifornia Dreamingが流れて、ドゥエイン・ジョンソンが”Now We Will Rebuild”とつぶやくのは結構、感動的でした。

それにしても、崖の中腹に引っ掛かって、今にも谷底に落ちそうな車の真上でヘリでホバリングするっていうのはどうなんだ(-“-)