「史上最高峰」ウォークマン？ほほう。

始めに。今回は長いですm(__)m

「小人閑居して不善を為す」などと申しますが、ゴールデンウィークに暇をもてあましてネットショッピングでポチ、ポチ、ポチとやってしまいました。まあ、現代の日本においては景気浮揚の為に消費も美徳の一つという事で(^^ゞ

一つ目のポチは先日、アップしたカーナビ用のビーコン、二つ目が本日のこれであります。
ＳＯＮＹの最新ウォークマンNW-X1060 ＢＩ（アイスブラック、ＳｏｎｙＳｔｙｌｅ限定32Ｇ）。

外での音楽は代々ウォークマンでカセットの黄色のスポーツウォークマンに始まって、ウォークマンプロ、

ＣＤウォークマン2台、ＭＤウォークマンが2台、ハードディスクのＮＷ-ＨＤ５Ｈ（Ｓｏｎｙ　Ｓｔｙｌｅ限定バージョン30Ｇ）と、それ以外にも娘1号、2号のメモリーウォークマン。

その中にも時代の進歩があって大きな進歩はカセット、ＣＤ、ＭＤというメディアから、データファイルに進化したこと。以前はある程度の曲数を聞いたらガシャガシャやってメディアを取り出して換えなくてはいけないし、その持ち運びにも閉口したものです。それがデータになったことで何千曲も持ち運びが出来て、しかもプレイリストによって、好きな曲順で聴くことが出来るようになりました。

それから、メディアの大きさに左右されていた外寸が、薄く、軽く、デザインの可能性が広がった事など進歩は続いています。そして今回の私にとっての大きな進歩がタッチスクリーンになった事と、有機液晶の画面がついたこと。itouchやiphoneを持っている人には何を今更の話ですが、やっぱり感覚的に操作できる事、ジャケットを見ながら次はどの曲にしようかな？と考えるのは楽しいです。実際には一枚のアルバムを捜そうとして何百枚のジャケット写真を送ると言うのは現実的では無いと思いますが

それで、ＧＷ中の買物が何故、今かというと配達されたのが３日前なのです。この商品、大人気のようで4月中旬発売なのに未だに「入荷待ち・予約不可」となっているのですが、ＧＷの夜、一瞬予約可能になった時に注文したものの、ワイド補償の無料クーポンが後からでは使えない事が判明して一旦キャンセル、再度、予約可能になるのを待ってやっと手に入れたのが、最初の発注からぴったり1ヵ月後だったのでした。未だにTVスポットも見たこと無いでしょ？

ソニースタイル限定モデルということで特製クロスと文字刻印サービス付きで52800円。
更に1ポイント1円で使えるソニーポイントが2500ポイント付いてくる、ということは店頭販売のモデルが49800円だから、500円の+αでクロスと刻印が付いてくるという事ですね。更にこのモデルは店頭モデルの石っぽい表面と違って（もちろんこれにもすごい加工技術が使われているらしいです）職人さんが1個1個、手で磨いて仕上げているらしいのです。

さて、その待ちに待ったウォークマン、たった2日ですが、インプレッションを。

１、音質
付属のイヤフォンで聞いた印象ですが、ボーカルや、楽器一つ一つの解像度・情報量がすごいです。フルデジタルアンプにクリアステレオとかDSEEとかいう機能と相まって楽器の位置や、それぞれの音がくっきり分かります。この音を普通の部屋でアンプ、スピーカーから内装まで考えて出そうとしたら、何十万円コースでしょう。ボーカル、アコギ、バスドラ、ハイハット、ピアノ・・・どれを取っても今までと違う印象です。声の艶、かすれなどが直に伝わってくる感じ。初めて通勤に使った日は電車の中で取説でも読もうかと思っていたのですが、さんざん聴いた筈の曲に再び、聴き入ってしまいました。ノイズキャンセル機能とはトレードオフになりますが、良いイヤフォンにも食指が動きます。

あと、前のウォークマンにはアウトプットのレベルを均一にするノーマライズ機能がついていませんでした。結構古いCDも入っているので曲によってかなりレベルが違う事もあり、いちいちヴォリューム調整をしなくて良いのが、しょうも無い所で○ 

フルデジタルアンプを搭載していて、やはりオーディオメーカーとして音の良さで頭ひとつ抜けたかんじでしょうか。

２、操作性
ipod　touchと違うのは曲の送りや、ヴォリュームなど頻繁に使う機能についてはボタンでオペレーションが出来るのでいちいち、ポケットから出さなくても良いというところ。混んだ電車の中とかで手探りで操作できるのはグーなポイントです。タッチ機能は反応もよく、ジャケ写をフリックしてサーっと送れるのは良いですが、斜めにはじくとジャケットが捩れて送られるというのはあらずもがな。

前のウォークマンはアルファベット検索の時にアーティスト名の”The”を後ろに持っていってくれない。つまり、　The Beatles,The Eagles,The RollingStones・・・とTheのつくバンド名を延々見ないといけなかったのですが、当然これは改善されてます。

３、YOUTUBE、ネット関連
無線LANは当分先になりそうなので、これは改めて。

４、ビデオ・画像
有機液晶の画面はすっごくキレイです。輝度の設定を５あるうちの４にしていますが、それでも十分すぎるくらい。これもビデオの転送とかは当分やらないと思いますが、写真はポチポチ入れていこうとしています。やっぱりipodとの比較になりますが、あちらは各機能のアイコンがずらっと並ぶので壁紙は無いんですよね？こちらはこんな風に遊べそうです。まずは2種類を気分で使い分ける感じかな？

 

５、ポッドキャスト
これはパソコン経由で今晩、トライ。音楽以外に好きな番組のを入れられると楽しみが増えます。

６、FM
電車の中で聞いてみたら、雑音が多くて使えなそうでした。その分、ポッドキャストが活きてくる筈。

７、ワンセグ
いつもなら、見られない「とくダネ！」も見ようと思えば電車の中で見られますが、そこまでしなくても良いかな。キャンプ行ってる時にワールドカップの試合でもあったら見ることにしましょうか。

８、ノイズキャンセル機能
電車の中で試してみるとホントに音楽以外の音が聞こえ難くなります。初めてのノイズキャンセルですが、思ったよりも音質には影響を与えません。デジタルのノイズキャンセル機能で９８％のノイズをカットと書いてありましたが、そこまではどうかな？NCを最強にしていないので、また試しますが、飛行機モードもあるので少なくとも飛行機での旅には大活躍する事でしょう。

９、悪い点
・今までは本体にブックマーク機能がついていて、今後も聴かないであろう曲はマークして後から削除というのが出来たんですが、それが無い！最近の機種では「削除予定」なんて指定も出来たらしいのに、これは明らかに退化です。

・長い曲名は、前のNW-HD5Hでは自然にスクロールしてくれて読み取る事が出来ました。今回はボタンの長押しでいちいち表示させる必要あり。

・ストラップ用のホールが無い。せっかくの美しいデザインを隠したくないし、ケースをつけると分厚くなってしまうので、落下防止のためにも穴を付けておいて欲しかったです。

 

・重さが１００ｇということで巷では重いと言われているようですが、前のは１３０ｇあったから、自分的には問題なし。

・巷では一回のフル充電での再生可能時間が短くなったという話もありますが、私の場合は3時間くらい伸びていて、これも問題なし。長いに越した事はありませんが。

 

 ・純正の液晶保護フィルムですが、全面を覆うようになっているのですが、アイスブラックはウォークマンロゴが微妙に盛り上がっているのでそこだけ空気が入ってしまいます。そこだけ切り抜いたような専用フィルム希望。

まあ、色々と書いてきましたが、早くも本体と付属ソフトのアップグレードが行なわれたように、ネットワークにつないでバージョンアップ出来るのがネットワークウォークマンの強みの筈。ヴァージョンアップで対応できる部分には期待したいと思います。
液晶のスペースも、あとアイコン２つ分空いてるしね(^_^)